えっ?こんなことまで鋼材屋が?①
うーん。
当社の悩みの一つ……それは「溶断加工のイメージ」。
営業回りで、新規取引先へ売り込みに伺いますと、大抵のお客様はこのように言います。
「溶断はざっくり四角く切るだけ」
当社はそんな溶断加工のイメージを払拭したいと日々考えます。
たとえば、上に載せた写真をご覧ください。
この製品は、アイトレーサーガス溶断機で大板から切りだした「SS400黒皮・14t×69×74」に当たります。
電子ノギスの数値を見ていただくと、<74.39>、+0.39の公差になっています。
公差±0.5㎜を常に目標とする会社なのです。
精密溶断加工、これが当社の強みの一つです!
お客様(A社)から以前、こんなご要望がありました。
A社
「S45Cの材料を、細長く切りたいのだが、レーザーでは予算に見合わない。
溶断で他社にやってもらったが、反りが出てしまって使い物にならない。
かと言って、曲がり取りすると、これまた予算に見合わない。
丸和さんで何とか上手い方法はないものですか?」
A社の希望寸法は<9t×105×1000~1400>でした。
たしかに、通常とおりやってみても、これではたわむような反りが出てしまうのは間違いありません。
しかし、当社はある方法を使って、ほとんど反りのない状態で製品を切りだしました。
A社の方も仕上がりを見て「本当に曲がり取りしていないの?」と驚いていました。
(ある方法ってどんなもの? それは当社の企業秘密です笑)
他には、こんな写真のものも全て溶断加工です。
左の写真は小さな長孔。
少し肉付けして、最後に加工で舐めるだけにしておけば、加工時間の短縮・切削加工時の摩耗を抑える ことなど大きなメリットがあります。
右の写真は、切欠き。
アングル材の端を切り欠いて、滑車の逃がしを作っています。
当社は定尺物の切り揃えも行なうので、当社に頼むだけで、ここまでの加工が可能になります。
当社の特長を少しはお伝えできたでしょうか?
「でも本当にそんなことできるの?」
「うちのこんなことはできるかな?」
もし、疑問に思われたら、ぜひ当社にお電話ください。
ご都合が合えば、当社から御社へ、小さなサンプルをお持ちしてご訪問することも可能です。
また、当社の工場前には写真のようなサンプルを展示しています。
ご覧になって、「こんなこともできる?」となんでもお声かけください。
万一、当社でできないことも地元で連携して、ご提案することも可能です。
お気軽にご一報ください。
お待ちしております。
株式会社丸和鋼材店・連絡先
TEL :03-3742-1421
FAX :03-3741-5276
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